朝活をして自分で使える時間を増やしましょう
ビジネス書などでよく言われている言葉に「朝を制すものはビジネスを制す」というものがあります。
実際有名企業の経営者として活躍している人の仕事術を見てみると、午前中のうちに事務作業をこなしてしまい午後からはクリエイティブな活動や打ち合わせにあてるというスタイルをとっています。
逆に残業が重なりがちな人の仕事術を見ていると、午前中はほどんど作業をせず午後から夕方にかけて本格的に活動をし、事務作業は夜中に行うというスタイルをしていたりします。
日本の会社習慣としての長時間労働は重大な問題ではありますが、一旦夜型の仕事スタイルに入り込んでしまうとそのサイクルから抜け出しにくくなってしまいます。
自分で時間を管理して仕事をしていくときには、できるだけ午前中の業務を増やすようにするのがポイントです。
午前中の仕事は本格的な仕事の前の事務作業という位置づけになりますので、本来仕事に使うべき頭をウォームアップし判断力を広げてくれるというメリットがあります。
会社員で出社時間が決まっているという人でも、1時間早く出社することでその日すべき業務を午前中だけであらかた終わらせることができます。
家庭を持っている人ならば、1時間早く起きて家事や仕事をの準備をすると余裕を持って仕事にのぞめます。
朝の時間帯は誘惑が少ない
仕事や家事をするなら朝でも夜中でも一緒だと思う人もいるかもしれません。
ですが夜中と朝とで決定的に違うのが「周囲の誘惑」です。
夜中というのは深夜のテレビ番組があったり、深夜過ぎまで営業しているお店があったりして何かと誘惑が多くあります。
しかし早朝の時間帯になると活動をしている人は大きく減りますので、起きて活動をしていると自分ひとりだけの時間として使うことが可能です。
誘惑が少なくなることにより、すべきことである仕事や家事への集中度が高くなり、効率も上がります。
朝活として、朝日を浴びながらヨガをしてみたり、読書をしてみたり使い方は色々です。
家族が周囲にいるときにはできにくい読書などの趣味の時間にあてることもでき、それが昼間の活動への活力を与えることになります。
一人暮らしの人の場合も、朝早い時間帯だけの特別メニューを飲食店で注文することができたり、通勤ラッシュを避けて電車に乗ることができたりといったメリットがあります。
夜型の生活習慣は睡眠時間を不規則にしてしまうので、長期的には健康面にも悪い影響を与えてしまいます。
早起きを習慣にすることで一日の気力も大きく違ってきます。
ですのでもし体調の悪さややる気の低下を感じているなら、一旦自分の生活をリセットするという意味で思い切って朝方の生活習慣に切り替えてみるというのがおすすめです。