国内旅行より海外旅行へ出かけたいという人が多くなっている日本では、買い物のためだけに海外旅行を計画する人もいます。近場のアジアから、ヨーロッパやアメリカ方面など、行先は多種多様です。ここでは、ブランド品の買い物に適した人気の国を紹介します。免税の手続き方法も紹介しているので、これから買い物旅行を計画している方は要チェックです。
ブランド品の買い物におすすめな旅先とは?
ブランド品を買うなら海外の直営店がおすすめ。旅先に現地ブランドがある地域では、日本で未発表の限定品に出会えることも。ブランド品購入で人気な旅先を5カ国ピックアップしました。
ハワイ
ハワイへ海外旅行に行ってブランド商品を購入する人がダントツ一位です。ハワイには、ブランド直営店の他に、ショッピングセンターや百貨店などでブランドショップを多く見かけます。旅行メインでハワイへ行っても、結果的に買い物旅行になっていたという人もいるほど。とくにアメリカのブランドで有名なティファニーやコーチは、円高の時期を見計らって購入すると驚くほど安く購入できるのだとか。現地でしか購入できない限定品があるので、そのためだけにハワイへ買い物に出かける人もいるようですよ。
イタリア
ファッショナブルなイタリアでは、有名なブランドがたくさんあります。プラダやグッチ、ボッテガ、ドルガバなどなど現地ブランドならではの商品が豊富です。日本では販売されていない商品があるため、イタリアへ来たら必ず限定品を探して購入するという人も。免税を受けられるので、お土産にブランド品を購入するというリッチな人もいますよ。あまりブランドに興味がない人でも、自分へのお土産や記念にと購入する人が多いのが特徴です。周りのイタリア人がおしゃれだと、気分もおしゃれになるのかもしれませんね。
フランス
日本で人気のブランドが勢ぞろいするフランスでは、ルイ・ヴィトンやエルメス、シャネル、カルティエ、ディオールなど、ブランドに疎い人でも知っているブランド名をたくさん目にするでしょう。現地ブランド以外に専門店があるので、好みのブランド商品が手に入りやすい地域です。直営店で購入できるという安心感があるので、フランスへの買い物旅行も人気。観光名所のシャンゼリゼ通りにルイ・ヴィトン直営店があるので、観光がてら買い物へというルートがオススメですよ。
グアム
イタリアやフランスに比べて、グアムへは旅費が安く済むので、定期的に遊びに行く人が多い地域です。日本より安くブランド品を購入できるので、遊びに行くたびに買い物をする人もいれば、ブランド品購入のためだけにグアムへ行く人もいるほど。また、初めての海外旅行がグアムという人も多く、友達やカップルで記念にお揃いのブランド品を買うという人もいますよ。
有名ショッピングセンターのタモンサンズプラザやDFSへ立ち寄れば、価格に驚いて衝動買いしてしまうかもしれません。行ったことのない方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
韓国
韓国は東京から3時間ほどでいける距離にあるので、ちょっとそこまで買い物にと気軽に出かける方が多いようです。韓国にも免税店や直営店があるので、有名ブランドの買い物ができます。非正規店でブランド品が販売されているのも特徴で、そういったショップでは格安で販売されている時があります。ただ、韓国にかぎらず海外では、直営店や本物と証明できないような商品を販売するお店もあるので注意しましょう。
海外で購入したブランド品の免税方法
付加価値税の払い戻しとは?
付加価値税とは、日本で言うたばこ税や酒税のような、商品に掛けられている税金のことです。海外へ行くとよく見かけるtaxfreeという看板がある店舗では、付加価値税の払い戻しを受けられます。国によって税金の額が異なりますので、払い戻しで10%以上返ってくることも。taxfree以外にも、TAX FREE SHOPPING、PREMIER tax free、TAX REFUNDなどと記載されているお店が、全て対象になります。払い戻しの手続きをしないと払い戻しを受けられませんので、購入時には書類を必ず受け取るようにしましょう。
付加価値税払い戻しで必要な手続き
買い物をする時に必要なのは、パスポート。旅行客は税金を払い戻してもらえるので、購入時に必ず提示しましょう。また、宿泊しているホテルの提示も求められるので、宿泊施設を証明できるものを事前に用意してから買い物に出かけてください。パスポートや宿泊施設を提示すると、必要書類がもらえるので記載内容に間違いがないか確認してから受け取りましょう。
国ごとに免税適用される最低金額が異なります。旅行先を決める時に免税対応の国なのか、最低額がいくらなのかを詳細に確認しておくと安心して買い物ができますよ。
出国時の手続き
受け取った書類は、税関で確認してもらう必要があります。税関で準備するものは、以下の4つ。
- リファンドチェックシート(お店で受け取った書類)
- 買い物した時のレシート
- 購入した商品(未使用の状態)
- パスポート
現地で購入した商品は、その場で使用してしまうと免税を受けられなくなってしまいます。購入後は未封のままにして、帰国まで使用するのを我慢しましょう。国をまたいで買い物をする場合は、最終出国の税関で処理をします。免税処理が通過すれば、スタンプを押してもらって手続き完了です。
空港で免税の手続きをするため、時間がかかる場合があります。また、トランクに入れて荷物を預けてしまうと証明ができず許可してもらえなくなってしまうことも。手荷物預かりをする前に手続きを済ましておきましょう。
払い戻し金を受け取る方法
受け取る方法は3種類あります。現地で受け取るのか、日本で受け取るのか、また郵送で受け取るのかです。
現地の空港で手続きをした際に、そのままその場で払い戻しを受けられますが、現地の通貨で受け取るので換金が必要になります。
日本に戻ってから受け取る場合は、キャッシュリファンドカウンターへ書類を持って行くと、払い戻しの処理をしてくれます。日本円で受け取れるので、現地で受け取るのに比べて、換金手数料分がお得になります。
郵送の場合は、少し手間がかかります。現地と日本のどちらでも手続きをできますが、必要事項を記入した書類を作成し、リファンドサービス専用ポストに投函。数日後に指定した口座や小切手などで返金されます。
海外でブランド品を購入する時に注意するポイント
ショッピングモールや直営店で購入する人が多い中、格安な値段に誘われて非正規店で購入してしまう人もいます。正規店の証明ができないと、もし商品が不良品だった場合に、日本の正規店では対応してもらえない可能性が。
また、購入した商品が偽物だった場合には逮捕されてしまうこともあるので、非正規ショップでの購入は要注意です。
海外旅行を満喫している時でも、ブランドショップへ立ち寄る時は適度な立ち振る舞いが必要です。海外のブティックには、日本では見たことのないようなイカツイ警備員さんがいます。ビーチサンダルやハーフパンツといった軽装でブティックに入ろうとすると、入店を止められてしまうことも。日本より敷居が高いので、身なりには気を付けて観光しましょう。
使わなくなったブランド品は買取業者に売却しよう
海外旅行でたくさん買い物をしてもいずれ使わなくなってしまったバッグや時計、ブランド商品は買取業者に売却しましょう。クローゼットや押入れにいれたままだと、カビてしまったり、劣化したりしてしまいます。また、ブランド品の中には時期を逃すと安くしか買い取ってもらえない商品もありますので早めに売りに出し、高額で買い取ってもらうようにしましょう。買取業者には、さまざまな特色がありますが、特定のブランドの買取を強化しているところの方がより高値で売れる可能性が高くなります。
例えばルイ・ヴィトンだったら買取強化中のルイ・ヴィトンの高価買取・売却時の相場|ブランド買取の【エコリング】などに査定をしてもらうことをおすすめします。
その売った資金を元手に、新しい商品を手に入れるというサイクルにしたら、好きなブランドの様々なタイプの商品を使うことができるでしょう。
海外で安く購入し、買取業者に高く買い取ってもらい、いつも新しいブランド商品を手にしてみてはいかがでしょうか。