女性の社会進出が進み仕事と家庭両立する女性が増えています。
そんな働くお母さんたちのなかには保育士やベビーシッターになりたい人も少なくありません。しかし、休暇を取得したり定時に帰れなかったりする職場も中にはあります。家庭と仕事を両立する女性にとって働きやすい仕事は保育士を含めてどのような職業があるのでしょうか。是非本記事を参考にしてください。
女性人気の仕事の特徴
総務省統計局の調査によると、女性の就業率は2013年には15歳~64歳の年齢で62.4%にも上っていることがわかりました。女性の社会進出は過去最高を記録し続けています。そのなかでももっとも就業率が高いのが30代~34歳の女性です。この世代の女性は、結婚や出産などのライフイベントがあります。
そのもとにあっても仕事を続ける女性が増えているのは、女性の能力を認めてくれる場が増えたと言える証左でしょう。
アメリカの人材サービス企業キャリアーキャストによると、今後女性の活躍が予想される職の上位に販売促進マネージャー、人事マネージャー、広報マネージャーなど、いわゆる管理部門が占めています。
日本はアメリカの10年後のモデルともいわれており、男性中心だった日本でも女性マネージャーどの管理職が増えるでしょう。
その他には、歯科衛生義歯、教育関係、作業療法士、イベントプランナーなど細部の感性にこだわる女性ならではの職業が名を連ねています。
今後は介護・福祉系の人気が高まりそう
ひるがえって現状の日本で女性は300万人の人が本当にしたい職業で働けないと言われています。しかし、厚生労働省によると、女性の社会進出を推進する女性活躍推進法により、さまざまな企業が女性の社会進出を創るだろうと予想しています。ではどのような職種で人気が高まるのでしょうか。日本は現在進行形で超高齢化と少子化先進国のトップです。これからは、介護や、福祉など女性にしかできないきめ細やかな仕事の人気が高まりそうです。
また、介護や福祉だけでなく、女性が安心した働ける環境を構築するために子供を世話する保育士、ベビーシッターの需要も高まるでしょう。
特に東京の保育士の求人では求人倍率が5倍を超えており、1人当たりの案件数が5件以上と十分な働き口が探せると言えるでしょう。
男性介護士や保育士の需要も高まりますが、女性の社会進出が進むなか、女性だけがこなせるきめ細かで柔らかな対応が求められる職種は、社会的にもニーズが高い職種になるでしょう。
ロボットが増える一方で、人情味豊かな仕事ができるのは柔軟な対応が可能な、女性しかいません。是非この機会に保育士や介護など人間、特に女性にしかできない仕事に目をむけてはいかがでしょうか。