都内にいながら宇宙を感じられる大型施設
宇宙や天空に関するアトラクションと言えば、やはりプラネタリウムが有名です。
しかし一時は全国に多数設置をされていたプラネタリウム施設も、ブームが落ち着くことでどんどん数を減らしていくことになりました。
その一方で根強い宇宙ファンは多くいることから、ここ近年では従来のような映像上演型のプラネタリウムではなく、よりアトラクション性の強い施設が登場しています。
そんな新世代天空アトラクションで国内最大級の施設となっているのが「TENQ(テンキュー)」で、東京ドームシティ内に入っています。
東京ドームシティはJR三田線の水道橋駅や東京メトロ丸ノ内線や南北線の後楽園駅から徒歩すぐのところにありますが、TENQはその中の黄色いビルの建物です。
オープンは2014年の夏からで、開業以来全国からファミリーやカップルを中心にたくさんの人が訪れています。
「TENQ」は宇宙ミュージアムという名称で作られたもので、コンセプトは「宇宙を感動する」ということです。
内部には博物館として宇宙に関する展示物があったり、宇宙の知識を広げてくれる映像ショーが上演されています。
上演時間をチェックして行くのがコツ
「TENQ」では入場をしたらまず最初に「はじまりの部屋」に入ってプロジェクションマッピングによる説明を一通り聞くことになります。
ですので入場チケットを購入してもすぐに中に入れるわけではなく、順番にお客さんを入れ替えながらこの「はじまりの部屋」を通過していくことになります。
通常は15分ごとの入れ替えとなっているので、待ち時間なしで中に入りたいなら当日券ではなく予約券を持っていくのがコツとなります。
予約券は公式サイトもしくはセブンイレブンの端末で前日までに購入可能となっているので、あらかじめ出かけることがわかっているなら絶対にそちらの利用がおすすめです。
なおTENQでは大型映像に暗転が含まれていることや、大音響による演出も行われるので4歳未満の子供は入場することができません。
加えて10歳未満の子供は中学生以上の同伴者がいなければ入場ができないので、子供と一緒に出かける時にはそのあたりもチェックしておきましょう。
入場料は大人1800円と映画一本見るのと同じくらいの料金と、博物館施設にしてはやや高めです。
そのためあまり宇宙に興味がない人の中には「高い」と感じることもあるようです。
一方で天空が好きである程度の知識がある人にとってはTENQはとても感動できるよい施設と評判になっています。
どちらかというとなんとなく足を運ぶよりも、天空についてある程度調べて興味がある人同士で出かけるのがよい施設といえるかもしれませんね。